平成20年7月24日、25日の一泊二日で本校開校以来、初の「自然教室」が行われました。場所は福岡市にある「油山青年の家」で、辺りは森に囲まれ自然豊かな所でした。
近年、子供たちの”生きる力”が弱くなったと言われ、自然と触れ合う機会が少なくなったことが、その要因のひとつとも言われています。『音楽を奏でるために必要な”感受性”や”情緒”に刺激を与えられれば』との思いで今回の自然教室が企画されました。
参加者は生徒23名、スタッフ5名の合計28名でした。午後に現地入りしてからはさっそく夕食の準備、薪割から始めて火をおこし、大騒ぎしながらのカレー作りです。みんなで作って、みんなで食べたカレーの美味しかったこと。
夕食後はおきまり、キャンプファイアー。歌ったり、一発芸に笑ったりしながら初日の夜は更けていきました。
(就寝時間は11時、消灯時間が過ぎても興奮して寝付けない部屋もありましたが・・・無事、初日は終了)
翌、二日目は5時起きで日の出を見に行きました。皆、あまり寝ていない様子、眠そうな目をこすりながら日の出を待ちました。その瞬間を初めて見たという生徒はとても感動していました。
朝食後はチームに分かれてペットボトルロケット工作をし飛距離を競いました。ロケットは完成したものの、本当に飛ぶか飛ばないかは誰もが半信半疑だったのですが・・・なんと最長200m近く飛ばしたチームもあり、興奮の体験となりました。
午後からはスポーツ大会を開催。バドミントンやバレー、卓球をチームトーナメント戦で競いました。
みんなの楽しそうな様子に「音楽学校にレクレーションはいらない」と言っていた学院長も、どうやら考えを変えた様子。
参加した生徒からは「本当に楽しい二日間でした。卒業を前にすごく新鮮で、いい思い出が出来ました。本当に有難う!」とのメールをもらい、大成功の自然教室となりました。